魂の傷と人生

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今回の人生がある理由

この記事は英語版を日本語版へ置き換え、少し手を加えたものです:Core Wound (原文)

英語版の記事は、アメリカのヒーラー・サイト Healrs.net 内の Sacred Spaces Magazines (神聖な空間マガジン) の2018年1月号に特集されます。

2017年12月17日

魂の傷 (Core wound)がある故に、私たちの魂は何千年にも渡り輪廻転生を繰り返してきました。今回の人生は、傷を癒やして魂を解放することを第一義的な目的として与えられています。

傷のルーツは数千年前まで遡ります。数千年前のあるとき私たちは耐えがたいほどの心の傷を受け、感情を抑圧し始めました。経験は魂によってまちまちですが、とにかく深い心の傷を受けたことがすべての始まりです。傷を抱えていない魂は一つもありません。そうでなければ今頃ここにはいないでしょう。

感情を抑圧してしまったために傷は癒されず、そこから発生する熾烈な痛みがネガティブなカルマを生みます。エゴは自分の痛みを感じる代わりに、相手を攻撃したり責めたり、責任を放棄することを選ぶからです。

ネガティブなカルマのループに嵌り、延々と輪廻転生を繰り返します。このサイクルに終止符を打ち、魂を解放してワンネスへ回帰するために、私たちは転生を通して逃げ続けてきた自分自身の心の痛みを感じなければなりません。

誰しも痛みを感じたくはないでしょう。

ですが、いずれにしても逃げられないのですから、今のうちにやっておいたほうが良いというものです。

魂の傷を知るには

以下のエリアを観てみます:

  • 3歳になるまでに経験した何かしらのトラウマティックな経験(必ずしも大きな出来事とは限りません)
  • 恋愛関係に現れる特定のパターン
  • 人生の中で不調和が現れる分野

この3つが魂の傷を現わしていることが多いです。

トラウマティックな経験とは、なにも大きな出来事に限りません。詳細は後ほど書きます。

3歳になるまでに経験したこと

仮に今の人生に生まれ落ちる前に、すべてを自分で計画してきたとしましょう。魂の進化・拡大に最も適切と思われる人生を、魂の癒しを行い次のステージへ前進できるよう、カリキュラムをしっかりと組み込んで、自ら選んで生まれて来ました。

私はこれを「デフォルト設定」と呼んでいます。

どの国、街、両親の元へ生まれるのか、すべて自分で選んできました。両親・家族・環境は期待通りに約束を果たしてくれました。デフォルト設定は完璧です。

多くの場合、デフォルト設定は3歳までに行われますが、そうでなくとも遅くとも5歳までには完了するはずです。魂の傷を知るには、この時期に経験した感情体験を思い出すことが大変有益なのです。

以下はアメリカのある女性の話です。

彼女は2歳の時に、空腹を感じて泣いたけれど周囲に大人がおらず、何時間も泣き続けたという経験をしました。この些細な経験は、彼女の中に「飢餓に対する恐れ」と「見捨てられ不安」を植え付けるには十分でした。この二つはこの女性の「人生のテーマ」となります。

どういうことかというと、この女性の魂はもともと「飢餓に対する恐れ」と「見捨てられ不安」という傷を抱えています。転生の歴史の中で抱えてしまった傷です。今回の人生で是非この二つを癒やして乗り越えたいと計画しています。そのためには、人生の極めて早い段階で何かしらの事柄を経験してこの課題を創りだす必要があったのです。

早い話が自作自演のロールプレイング・ゲームです。

大人になったこの女性は長いこと摂食障害に苦しみ、潜在的に不安を感じる場面では沢山食べることで紛らわすというパターンを持っていました。何をやっても効果がない、どうしてだろう、と苦しんでいました。本人は2歳の時に経験した出来事を覚えていません。

この場合、食べることをとにかく一度止めて、その時に湧き上がってくる感覚と感情(「飢餓に対する恐れ」と「見捨てられ不安」)をしっかりと受け止め感じる必要があります。それが感情を昇華し癒やすということです。

今まで「飢餓に対する恐れ」と「見捨てられ不安」を感じることが嫌で、食べることで逃げてきました。いずれかの時点で食べることを止め、感情と向き合う必要があります。

傷は、何かしらの依存症(飲酒、喫煙、甘いもの、買い物、ギャンブル、セックス、等)の形をとって発露することが多いです。その場合は、そこを掘り下げていくと本丸に行き当たることが多いです。

私は20年弱ほどの間、割と重度のニコチン依存症でした。私の傷は「見捨てられ不安」です。私が1歳3か月のときに妹が生まれ母親から一か月に渡り引き離されたと聞いています。私のデフォルト設定です。この経験により「見捨てられ不安」を抱えてることとなりました。

私は漠然とした不安感と空虚感を感じなくても済むために喫煙していました。この傷を癒やすためには、一度禁煙すると決めたらその時に湧き上がる見捨てられ不安と空虚感に耐える必要があります。しっかりと意識を保ちながら感じ切るのです。そして自分に愛とコンパッションを送ります。それが自分を受け容れる、愛するということ。魂を痛みから解放するには、それ以外に道はありません。

恋愛に現れるパターン

私たち人間は、親との間で創り上げたエネルギー的なパターンを恋愛のパートナーとの間で繰り返します。親子関係がある程度までしっかりと癒されていない限り、これに例外はありません。

アルコール依存症の両親(どちらか)を持つ人が同じくアルコール依存症のパートナーとカップリングしたり、金銭問題のある両親を持つ人のパートナーが、同じ分野で問題を抱えていることは、決して偶然ではありません。

こうした明らかなパターンがある場合、それが傷に関連している可能性が極めて高いです。

よくあるケースは:

  • 罪悪感
  • 自分には価値がないという感覚(無価値感)
  • 自分がない(他人軸)

こうしたケースでは、転生を通して取り込んでしまった不要なエネルギーを魂レベルで抱えており、無意識のうちに補償しよう(穴埋めしよう)と行動しています。ですから問題を抱えた相手(パートナー)が必要なのです。完全に無意識ですので本人に自覚はありません。共依存になるケースも多いです。その根底にあるのは潜在意識に抑圧されている感情です。

傷が癒されるまでこのパターンは続きますし、魂を癒やすためにパートナーシップがあるとも言えます。

関連記事:

こうしたケースでは、必要な癒しが完了すれば関係は終焉を迎えます。あらゆる関係には目的があります。目的が果たされれば自然と剥がれ落ちて次のステージへと昇っていきます。

不調和が現れる分野

人生の中で不調和が現れる分野があれば、それが傷と関連している可能性が高いです。

突発的な事故(交通事故など)や病気がありますか?苦手なタイプの人とばかり出会っていたり、どの職場にも意地悪をしてくる人がいる、もしくは常に忙しくしていないと不安になる、などがありますか。もしあるとすれば、そこを丁寧に紐解いていく必要があります。

人種差別的な事柄に意識が向いていたり、自分が差別を受けているとすれば、自分の内面の差別意識が癒されていないことを示しています。ある程度大きな金額の借金があるとすれば、自分の中に「自分の価値」に関することでまだ癒されていない傷があることを示しています。

私たちは自分の傷に密接に関連した事柄を引き寄せ続けますから、人生をよく観察し、何度も繰り返し経験している感情体験があるのなら、そこに何かしら学ぶ必要のある課題が残っているということです。

人生の課題

私たちの傷は、まだ学びきれていない人生の課題あることを示しています。西洋人で同じ人生の課題を持っている人たちに多く出会いました。

人類の歴史上最大の投影は「キリスト受難」だと思うのです。スピリチュアル・ティーチャーやグルに自分の理想を投影することは、古代から人類の常です。キリスト受難という歴史的なイベントが発生した際に数多くのドラマが生まれ、多くの魂をカルマのサイクルに閉じ込められました。

ポジティブな投影は、自覚して取り戻さない限り執着を生みます。執着がネガティブなカルマを生みます。

いずれかの時点で私たち人間は、投影をすべて取り戻し、自分で責任を負うことを学ばなければなりません。ネガティブもポジティブも両方です。私たち人類の課題の中でも大きなものの一つです。

その他の課題としては:

  • 境界線(バウンダリー)に関する課題
  • 人生の責任を自分が負う課題
  • 虐待、差別、裏切り等のサイクルを終わらせる課題

などがあります。

虐待、差別、裏切りの例を挙げればキリがありませんが、今回の人生で自分が(何かしらの)差別を受けていたり、パートナーによる裏切り(浮気、嘘、不誠実など)を経験していたり、虐待されたりしている場合、そのカルマを持っているということです。

今回の人生で自分の側をクリアにし(感情を昇華し)、カルマのサイクルに終止符を打つことが必要です。

 あらゆる出来事の間に関連性を見出し始め、点と点が繋がっていくように人生を俯瞰的に視ることができるようになってくると、癒しが始まります。何の意味もなく起こる出来事は一つもありません。すべて意味があり関連しています。その目的は、魂の癒しと解放です。

魂の癒し

冒頭でも書きましたが、人生の第一義的な目的は魂の癒しと解放です。その唯一の方法は、自分の痛みをしっかりと受け止めて感じることです。

痛みから逃げ続けている以上、解放はありません。素直さ、正直さが全てです。

それは相手や他者に対しての素直さや正直さではなく、むしろ自分自身に対する素直さ、正直さのことです。自分自身に対してそれが出来る人は、他者に対しても誠実です。

本サイトでは、一人でもできる魂の癒しについての情報をシェアしています。自分を癒し、人生を癒し、魂の進化と拡大に向けて大きく前進していきたいと願う方の参考になりましたら幸いです。

関連ページも是非読んでください:

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The Author of This Article

Akiko

ソウル・ヒーリングをテーマにしているエナジーワーカーです。

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