Passive-Aggressiveを解消する

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passive-aggressiveとは

英語にはpassive-aggressive (パッシブ・アグレッシブ) という表現があります。英語圏の方なら普通に通じる言葉です。日本語へ訳すと「受動的攻撃性」となるかと思います。

言いたいことを言わない、或いは、本当に言いたい事とはあえて反対のこと(建て前)を言って、態度や顔色では別のことを「匂わし」相手に真意を「察する」ことを促す態度のことです。

本当は嫌だと思っている、怒っている、けれどそれを素直に表現することはせずに、「態度でわからせてやろう」とする搾取的な態度は、日本人にはとても多いのです。

これには文化的なことがとても関係していると思います。本音と建て前を使い分けることが美徳とされる面もありますし、ハッキリとものを言って相手の機嫌を損ねたり、関係を壊したくないという恐れがベースにあるために、勢い表現方法が歪曲になって、嫌味になります。

結果どうなるかというと、これを受けた相手はとても嫌な気分になるか、罪の意識を感じたりします。

もしも自分が直面している相手が多くを語らずに、顔をしかめたり冷たい態度をとることで、あなたが罪の意識を感じていたり、自分の言動を制限(コントロール)されていると感じるなら、それはManipulate (作為)されているということです。

つまり、言葉で命令されることなしに、暗黙のうちに操作されているということです。

日本ではよくあることですが、非日本人からはとても嫌がられることの一つです。

私が覚えている例として、アメリカの大学へ留学していたときの話があります。

知り合いの日本人女性は当時20代か30代だったと記憶していますが、日本人留学生とアメリカ人学生が共同生活をしてる一軒家に滞在していました。

彼女は車を所有していませんでしたので、用事があるときは同居しているアメリカ人学生の車を頼っていたようです。

アメリカで車がないと生活はとても不便なのです。

同居人の車を頼ることは別に問題ではないのです。しかし、やり方が少し問題でした。

その女性は「ショッピング・モールへ行きたいからライド(車)をお願いしたい」とは決して言わず、「ねぇ、今日あなた、ショッピング・モールへ行く予定はある?」と聞くのです。それで相手が「今日は行く予定はない」と答えると、あからさまにガッカリとした表情を見せていたといいます。

これがその家では大変に不評で、問題になっていたと別の留学生から聞きました。

もしも依頼したいことがあれば、ストレートに正々堂々と言えばいいだけの話なのです。そうすれば相手は、自分にできることとできないことを正直に答えるでしょう。相手には相手の都合がありますから、必ずしも自分の依頼が受け入れられるわけではない。そこは成熟した大人同士として、道理を弁えたコミュニケーションを取ればいい話なのです。

ところがそれをやらずに歪曲した表現で不満を「匂わし」、「ショッピング・モールへ連れてってあげましょうか?」と相手から引き出そうとしているわけですから、これはManipulate(作為行為)といわれアメリカ人には大変嫌がられます。

物事をストレートにハッキリと言わずに、相手から望むことを引き出そうとする日本人のやり方が作為的と言われるのは、こうしたことです。

本音を言うことで相手は傷つかない

最初から素直にストレートな表現ができれば passive-aggressiveになる必要はないのですが、自分の本心や本音を言うことをためらう人が多いと感じます。

相手のことを慮ってハッキリと言えない、言いたい事が言えない、というのは相手を信頼していないし、自分に自信もないということです。

本心・本音を言うことは、本来的には相手を傷つけるものではありません。ですが、時として相手が傷ついてしまうという現象が起こります。それは、もともと相手の中にあった古傷が刺激されているのであって、あなたが傷つけた訳ではないのです。

このことは、よほどの洞察力がなければ見抜けないことですし、自分が言ったことで相手が傷ついたかのように錯覚してしまったり、相手からそのように責められたり、詰られたりするかもしれません。

ですが事実は、本音や本心を言うことで相手は傷つかない、もしそうなるとすれば、それは相手の器の問題か、古傷が浮上している、です。

passive-aggressiveを解消するコミュニケーションを学ぶ

 passive-aggressiveは日本ではあまりにも当たり前のように蔓延していますので、自覚を持つことさえ難しいかもしれません。ですが、健全なコミュニケーションや人間関係を築けるためには、相手の問題は相手の問題、自分の責任として背負わず、自分は自分の責任を負うという成熟した姿勢が求められて来ます。

自分を大切にし、かつ相手も尊重するコミュニケーションとしては「アサーション」が有名ですし、本サイトのお勧め情報で紹介している本2冊はとても参考になると思います。

宜しければご活用ください。

またコミュニケーションだけの問題ではなく、自分自身の在り方を見直すということでもあります。常に自分の内面の感覚を大切にし、それに正直に従うことで、相手から支配されたり支配したりのコントロール・ゲームから脱却できるようになってきます。

無意識から目覚めて、意識的に生き始めるということです。

参考になりましたら幸いです。

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The Author of This Article

Akiko

ソウル・ヒーリングをテーマにしているエナジーワーカーです。

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