投影を使って魂を癒やす4つのステップ

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はじめに

この記事は英語版を日本語へ置き換えたものです: 4 Steps to Using Projection to Heal(原文)

このサイト(英語版)ではよく投影の話題を扱っています。

心理学やスピリチュアリティで使われる用語で、自分の内面を分離して抑圧した要素を外の世界や他者へ映し見出す現象のことを指します。この記事の中でも後ほど少し詳しく説明しています。

例えば自分の中の「ケチ」な要素を切り捨てて抑圧している場合、顕在意識では自分はケチなどではあり得ないと思っていますが、潜在意識の中にケチな自分を強く抑圧しています。そして外の世界に「ケチな人」を見つけては憤慨します。簡単に言うとこれが仕組みです。

分離・抑圧・投影は密接に関連し合っていて、自分の内面に分離が多ければ多いほど投影が増え、外の世界にも不調和を見出します。

これについて知るのに一番適した方法は、バイロン・ケイティのザ・ワークだと思っています。大変効果の高いものであると感じています、興味のある方はリンクからご覧ください。

投影は必ずしも悪いものではありません。ある意味人間の性(さが)とも言えますし、それを根絶することが目的ではありません。

むしろそれを利用して魂の癒しを進めることができます。そのためだけにすべての出来事は起こっていると言っても過言ではないでしょう。

認め受け容れ所有する

過去数日間、私は自分の内面に湧き上がってくるあるエネルギーを感じていました。それは嫉妬の感情でした。

私が好意を寄せているある人物がいるのですが、その方が別の人と親しくしている様子を見ると嫉妬を感じるんですね。

まずはこの感情(嫉妬)を認め、受け容れ、所有します。

所有するとは、英語の own から来ています。own =所有する という意味ですが、owner =オーナー=所有者 という単語の方が馴染みがあるかもしれません。所有するとは、その感情が自分のものであるとハッキリと認識し責任を持つということです。

この場合で言えば

  • 私は今、嫉妬を感じている

と認め、感情を受け容れ、その感情が自分のものであると認識することから始まります。

ここで大切なことは、反省するとか、自分を責めたり戒めたりすることは必要ないということです。ただ単にその状態があることを認めるだけ。

  • 私は嫉妬しているんだな、可愛い♡

くらいでオッケーということです ^^

私がこの人物に私自身のハイヤーセルフを見出していることは明らかでした。

皮肉なことに、私が自分の投影をすべて取り戻して自分のものとして認め受け容れ所有しない限り、私が本当の意味でこの人物を「知る」ことはないのです。そして、私は「傷ついた自分」を他の人に見出していました。この「傷ついた自分」の部分が、私の中で愛と癒しを必要としている部分です。

投影を使って魂を癒やす

4つのステップで見てみましょう:

  • 内面の統合
  • 抑圧された感情の解放と癒し(インナーチャイルドの癒し)
  • 制限の癒しと解放
  • 本当の望みを受け容れ所有する

ステップ1:ポジティブな要素を自分のものとして認め受け容れ所有する

ポジティブな投影の内容についてじっくりと観ていきます。

私がこの人物の中に観ている素晴らしい要素は、本来私自身の要素なのです:

  • 高潔さ
  • 正直さ/誠実さ
  • オープンさ
  • 勇敢なことろ
  • 優しさと共感能力
  • フレンドリーさ
  • 信頼できるところ
  • 男らしさ

相手の中にこうした美徳を見出せるのは、それが私自身の美徳であるからに他なりません。顕在意識にとってはあまりにも突拍子もないことのように感じられて、多くの人にとってはピンとこない内容かもしれませんが、それが仕組みです。

潜在意識は、こうした要素が自分自身の要素であることを知っています。ですが顕在意識の部分でそれを認めていない、受け容れていない、自分のものとして所有していないがために、外の世界の他者を使ってそれを映し出しているのです。

この段階で私がする必要のあることは、自分の魅力と良さであるこうした要素をしっかりと受け取ること。認め、所有して自分のものであると認識することです。それが意識上での統合であり、完全形の自分へ一歩近づきます。

ステップ2:インナーチャイルドの痛みを感じる

次に、ネガティブな感情体験を感じていきます:

  • 嫉妬
  • 惨めさ
  • 悲しみと痛み

これが私が感じた感情的な痛みの部分、まだ癒しが必要な部分です。幼い頃、自分と周りを比較されたり、ありのままの自分を受け容れてもらえず拒絶されたりしたときの心の傷が原因です。

当時の私にとって、この痛みを感じることは耐えがたく感情ごと抑圧しました。その時点でインナーチャイルドの時間はストップし、今でもまだ古いタイムラインの中に閉じ込められています。

このチャイルドを痛みの檻から救い出し、癒し、解放してあげられるのは他ならぬ自分しかいません。

意識をPresent(プレゼント)にしっかりと保ちながら、感情を感じていきます。

意識をPresent(プレゼント)に保つとは、感情と自分が一体化(同化)せず、互いに距離を保ちながら共にある状態のことです。

言葉で表すなら:

  • 私は悲しい

ではなく

  • 私は今、悲しみを感じている

これがPresent(プレゼント)の状態です。

関連記事:

身体のどこにどんな感覚があるか感じ取っていきます。

身体に意識を集中し体感にしっかりとチューニングして、その感覚が訴えていることを言語化してみます。

胸の真ん中に冷たいシコリを感じます:

  • 他の子と比べられて悲しい
  • 自分のままではダメだと感じて悲しい

本当は何が望みなのかも聞いていきます。

  • 私は私のままでいいと言って欲しい、ただ一緒にいて欲しい
  • ありのままの私を愛してほしい

涙が出たらそのまま流します。意識をしっかりと保ったまま、チャイルドが安心して解放されるまで、じっくりと「ただ共にいる」ことをやっていきます。

感情(痛み)をありのままに受け止めてただ感じることは無条件の愛を送ることです。

決して変えようとすることなく、直すことなく、激励したり、アドバイスすることなく、ただありのままに受け止め感じる。それが「今この瞬間にあること」であり、今この瞬間が秘めている癒しの力そのものです。チャイルドが必要としているのはその一点です。

ステップ3:制限を癒やし解放する

そして、さらに深く意識の深淵へと入っていきます。

ステップ2で湧き上がった感情の要因となっている固定観念や思考がないかどうか、探っていくのです。

  • 私は私のままではダメだ
  • 私は私のままでは愛されない
  • 誰も愛してくれない
  • 私は大事じゃない、大事にされない
  • 私は拒絶される

こうした固定観念や思考が潜在意識の中に入っていると、ネガティブな感情が発生する要因となります。

どんな観念や思考があるのか知るためには、インナーチャイルドとじっくりと対話をしていく必要があります。チャイルドが必要なのは、耳を傾け聞いてくれる大人、無条件の愛と共感です。

そこに少しでも非難、批判、ジャッジのエネルギーが混ざっていることを察知すると、チャイルドは心を閉ざしてしまいます。しっかりと意識をPresentに保つことが重要です。

固定観念やリミティング・ビリーフ(制限をかけてしまう観念や思い込み)はたいてい重苦しく窮屈な感じがするものです。

私たちが成長してくる過程の中で、親や周りから刷り込まれたものです。その観念や思考を持ったときに、胸のあたりが重く沈み込んだり、窮屈で制限を掛けられていると感じられるものは、自分にとっての真実とはズレたものです。

私たちのハートは常に自分にとって何が真実かを知っています。ハートが喜ばないものは私たちにとっての真実ではありません。手放しましょう。

関連記事:

ステップ4:本当の望みを知り認め所有する

嫉妬を感じているとき、そこには必ず本当の願いが抑圧されています。

心をしっかりと開いて、本当の望みを聴き取っていきましょう。

私のケースでは、自分が好意を寄せている人物が他の人と親しくする様子に嫉妬を感じました。

本当の望みはなんでしょうか・・・。

  • 私も親しく話をしたい

そんな気持ちが出てきました。そして、さらにもう一歩踏み込んでいえば:

  • その人ともっと親密になりたい ♡

これが本当の望みですね ^^

これをしっかりと認め、受け容れ、所有して、ちゃんと表現できたらさらにいいですね ^^

相手がそれに応えられるかどうかは問題ではないんです。一番大切なのは、自分自身の気持ちを自分が分かってあげられているかどうかです。本当の幸せを実感して生きるためには、自分自身と心を通い合わせることは何よりも大切です。

普段から常に自分に正直に、素直であることはとても大切です。感情をねじってしまうと、自分が何を望んでいるのか、求めているのかわからなくなります。だから常に本当の気持ちを大切にしてください。

以上、上にご紹介した4つのステップが魂を癒やす方法になります。こういうワークを意識的に行うだけでも、ヒーリング効果は十分にあります ^^

新たな視点を持つ

意識的に癒しのプロセスを進めようと決めれば、人生で起こることはすべて最適・最善の自分へ戻るために起きているのだということが、理屈ではなくて体感としてわかるようになります。パラダイム・シフトが起こります。

明晰性が増し、本来の自分とマインドとの間にギャップが生れ、本来の自分でいられる時間が増えてきます。よりPresentに根差した在り方ができるように変化してきます。

私たちは、人生の中で起こるすべての出来事を魂の癒しに利用することができます。その選択権は私たちが握っています。それが人生を主体的に生きるということです。私たち一人ひとりが人生の主人公です。

自分を縛り付けたり制限したりするものは、状況や環境や他者ではなく、他でもない自分自身の潜在意識なのです。

視点が変われば見える世界が変わります。統合が進めば進むほど経験する現実が変化していきます。本当の意味での自己実現へ近づいていきます。

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Posted By :

Akiko

ソウル・ヒーリングをテーマにしているエナジーワーカーです。

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